ご来場頂いた写真展『ゾンビの肖像』が閉幕しました。
涙を溜めて写真を見てくれた方もいました。
初めて写真展というものに足を運んで下さった方もいました。
ゾンビバーで初対面のカメラマンにいきなり写真を撮らせて欲しいと頼まれて、
写真展に写真を展示するということが理解出来ず、
写真展を見て、撮られていれば良かったと後悔してくれた方もいました。
下を向いて入場された方々が、目をきらきらさせながら『宣伝します!』と
会場を後にされる姿には、とても嬉しくなりました。
13日間の会期中、フルタイムで在廊して、
御来場下さった方々とお話をする事ができました。
お花を贈って下さった方々、差し入れを下さった方々、
お忙しい中お越し下さった全ての皆様、ほんとうにありがとうございました。
ゾンビメイクといういささかふざけて気色悪い被写体ということで、
毛嫌いする方も、会場に来て頂けなかった方も多かったと思います。
ですが、壁じゅうに写真を敷き詰めて圧倒的な量を見せることで、
ゾンビの仮面をスルーして、内面まで覗いて欲しい、
ポートレート群として見て欲しい、
そしてタレントや有名人でなくとも、
綺麗なメイクや素敵な笑顔でなくても、
充分に写真の力は伝わるはずだという私の願いは、
きっと多くの方に感じて頂けたと思っています。
海外のギャラリーからのお誘いも頂いたり、
いくつかの御相談も受けています。
もっともっと多くの方に、この肖像写真群を見て
写真の不思議な力を感じて頂く為に、
セカンドシーズンとして2月以降に再び撮影を開始する予定です。
詳細は個展の告知ページに追加していきます。
ちぇきら、お願いします。
写真展『ゾンビの肖像』2014
ゾンビになって、ボクのカメラの前に立って下さい。
そして、次回の写真展を是非見に来て下さい。
写真展、特に個人による写真の個展は、愛と情熱の賜物です。
有名無名問わず、何かを感じたならば、是非とも見に行って下さい。
デジタルカメラの普及で写真を撮る行為は
以前よりもとても簡単になりましたが、
撮り手の人生を削って撮影された写真達は、
もっともっと多くの方に見て頂くべきだと思うし、
写真の底力をきっと感じて頂けると信じています。
どうぞ、よろしくお願い致します。
★同時発売のKindle版電子写真集『ゾンビの肖像』 は絶賛発売中です。
おかげさまでアメリカでも売れ始めました。
是非ともお早めにお買い求め下さい。
(ボクの気分でいつ絶版になるかわかりません)
個展期間中にiPhoneからFacebookに投稿した写真より