標高が1000メートルくらいの麓町からいきなり4000メートル超えの山々がずらりとそびえ立って並んでる景観は『すげぇ』しか言葉がみつからなかった。世界的にも珍しい3000メートルのなだらかな単独峰の富士山やゆるやかな稜線が並ぶ日本の山々を見慣れてしまった目が驚いて体全身までもどきどきするような感覚になった。
あまり突っ込まないでいただきたいが、日本に残してきた同棲相手がいるにもかかわらずスイスで出会った初対面の相手に『一目惚れ』してしまったような感覚だ。
そして、その山々を誰でもが楽しめるように張り巡らされた登山鉄道やケーブルカー、麓町における一般者の車制限や快適な宿泊施設のおかげかとても爽やかで平穏な空気に満ちていた。物価や運賃が少し高かったり町や人で言語が変わったりするのもご愛嬌だ。
あまり後悔ってやつはしたことないが、スイスの山をちゃんと見に行ってなかった事は少し後悔した。再訪するという楽しみができたのでよしとしよう。
というわけで、スイスでの写真を時系列に並べて動画にしてみた。
編集しながらの無音のケン・バーンズエフェクトが気持ちよかったのであえて音なしの13分。くちばしが黄色いカラス・アイベックス・マーモットにも会えたし、星空でモンテローザをバックに発光するヒカリゴケも写っていた。
おみやげ期間限定公開かもしれないのでお時間あるときに是非。