リリーフピッチャーで同賞を獲得したのは史上3人目というのが実に素晴らしい。
彼がまだジャイアンツにいるころに、雑誌ナンバーの取材で東京ドームに撮影に行った。
長嶋さんの取材を通じて知り合いだった広報の方の計らいもあって、
ベンチ裏の部屋の壁で、用意しておいた球形のヒカル小町を持って頂いて写真を撮った。
プラウベルマキナ670 クリップオンストロボ ネガ |
もちろん体はとても大きいが、まるで野球少年のように
素朴にフランクに振る舞う上原選手が、そのときに口にした言葉が今でも忘れられない。
「最近、投げ方がわかんないっすよぉ。。」
成績不振の最中、少し悩んでいるところもぶっきらぼうに取材陣に語っていた。
その後、2度ナイキの広告で撮影させて頂いたが、いつも変わらず野球少年だった。
そんな彼がアメリカに渡り、チームを転々として、
ようやく彼のはじけるようなピッチングホームが
日本のニュースにたくさん流れるようになった。
いよいよカージナルスとの決戦である。
アメリカの究極の野球少年の集まりであるセントルイスカージナルスを相手に、
日本の野球少年がどんな戦いをするのかとても楽しみである。
セントルイスのゲートアーチを望むブッシュスタジアムは
地元の老若男女が一同に集い、いたるところで再会を懐かしむという
まさに同窓会状態となる完全アウェーである。
楽しみながらヨーダ並の魔球をがんがん投げて頑張ってほしい。
「ウエハラ、 フォースを使え!!」
WIDELUX F8 ネガ (掟破りの縦使い) |