昼間のワイドショーを見ていたら、
石原軍団が被災地で1週間炊き出しを行っている模様が映し出されていた。
学生時代アルバイトをしていた高級レストランManbow'sのVIP席に
黒いトレンチコートの襟をたてたまま腰掛けて食事をした舘ひろしさんが、
炊き出しの合間に、持ち歌の「泣かないで」を泣きながら歌い、
被災者の女性に「泣かないで!」と言われていた。
カメラの前に現れるときは、とても身なりを大切にする渡哲也さんが
炊き出しの最後の挨拶でぐちゃぐちゃの白髪頭で「故郷」をハーモニカで吹いていた。
被災者達が援助に行った人と握手をして本気で「ありがとう」と言っていた。
昼間から涙が止まらなくなってしまった。
ハニーがいなくなって、涙腺がゆるんだままである・・・・
子供の安全基準、根拠不透明~市民の追及で明らかに
トピックだけを読み上げるようなニュースや
演出をされたおさまりのいい取材映像というものの限界を感じる。
これだけで素晴らしいドキュメンタリー映像になっていると思う。
2本で約90分だが、是非見ていただきたい。
水俣病がなぜ拡大したのか?
薬害エイズ・肝炎がなぜ広まってしまったのか?
ゆとり教育をはじめとするさまざまな国の方針が
もしこのレベルで進められているとしたら、恐ろしいことだ。
これは作り物の映像であって欲しいとすら思える・・
原発作業被ばく線量「救命時は無制限」検討
意味がわからない・・
こんなことを安全な場所で机上の論議をする官僚は
いったいどうなってしまってるんだ?
もし人数的な問題が発生しそうなら
40歳以上の国民は仮に招集されたとしても、
胸を張って参加する覚悟はあると思う。
線量計を持たせずに作業をさせていた東電と政府が一緒になって、
作業員と周辺住民の健康被害への影響をデータごと隠蔽しようと
しているとしか考えられない恐怖を感じる。
ほんとうにこのまま、東電主導でこの難局を乗り切るつもりなのか?
もう、だれもモニタリングポストなんて信じていない。
まずはきちんと現場で住民の立会いのもとで測定を行い
子供達から順に最高性能のマスクを配布し、
ヨウ素剤を処方することさえしない政府はどうにかしている。
現場の家族内での混乱や悲しみを彼らは想像できないのか?
牛に「ごめん」警戒区域で最後の世話
本来なら命あるもの全てを国家の力で救出するべき時なのに、
計画避難などと唱えつづけ、あげくのはてには「はい、あさって立ち入り禁止」
家畜・ペットを緊急事態で助けるということに関しては
賛否両論あるとは思うが、本来税金とはそういうことに使うためにあると思う。
政治家や官僚は、いちいち何を口にするのかびびるとかではなく、
バッジや肩書きをはずして、人として何が大切かをよく考えてから
仕事をしていただきたい。
心理学者などがそろそろテレビに登場して
被災者も国民もいらいらしてくる時期にはいりますなどと評論しそうな気がするが、
地震・津波・原発・政治による混乱は、まさに今ここにある危機であると思う。
オーストラリアの女性首相がお見舞いに来日された。
節電で薄暗い部屋で両陛下とお話をされたようである。
彼女がわが国の首相に会いに行くのかどうかは知らない。
ただ、管さんは、せめて援助・お見舞いのお礼くらいは、きちんとして欲しい。
みんなの前で「泣かないで」を歌ってくれなどとは言わない。
こんな時期に首相であったことにすこしばかり同情もする。
ただ、、
もうすこし
「菅さん、ありがとう!」
と本気で言えるような政治をして欲しい。
今、日本は本当の危機であると国民は感じていると思います・・・
NIKON F トライX