宇宙で写真を撮ってみたい。
カメラマンなら誰でも一度はそう思うに違いない。
以前、雑誌のイタリア特集で、
どうせならイタリア全土を見渡せる高さで空撮したいと半ば冗談交じりに言ったら、
某コーディネーターの方が、ソビエト空軍に頼んでお金を払えば
イタリア全体が見えるくらいの成層圏なら、ミグで飛んでくれるだろうということだったが、
未だに挑戦できていない・・・
ものすごいGで鼻血はでるし、気絶したら撮影できないらしい・・・
ちょっと悔しいが、4次元デジタルビューアー「Mitaka」で宇宙ロケしてみた。
多分、、、こんなに美しい地球を見たら、、、
世界中で頻発する災害など、想像もできないかもしれない。
世界の災害マップ
世界ではいろいろな危機がうごめいていることを、
悲しいかな、この歳になってようやく認識し、実感するありさまである。
ほんとうに情けない。。
レベル7な福島も結局メルトダウン。
2ヶ月経っても手に負えない4つの原子炉と意味不明な燃料プール。
テレビも大騒ぎどころか、普段と変わらぬ番組編成。
大手新聞にいたっては、号外すら発行しない。
「申し訳ない」という気持ちのかけらも感じられない
事務的な東電の会見は、さらっととんでもない事象を説明する。
平和ボケなどと揶揄されてきた日本人だが、
実は、放射能にも慣れしてしまうほうど、ボケてしまっているのかもしれない。
5年後10年後に、健康な子供が減り、寿命が縮み、出生率が低下して、
発病の恐怖におびえながら生きていく時代がくるのか・・・
アメリカ在住の友人には、人が集まる場所にはなるべく近づかないように
大使館からテロ報復に対する注意喚起のメールが来るらしい。
多くの人類が、世界で多発するDisasterを乗り越えながら
歴史を作ってこれたことに感動すらおぼえるが、
人類みずから、引き起こした災害も少なくない。
21世紀に入り、どうやら地球が人類に警鐘を鳴らしているように思えてならない。
福島浜通りで頻発する余震は、
大地の神ガイアが、放射能漏れを警告してる気さえする。
このところ中学校の同窓生の写真を撮ったり、
古い友人と接触する機会が増えている。
いい歳こいてしまったせいもあるが、
何かの虫の知らせなのか・・
この宇宙船地球号の乗り組み員として、
なんとも行き場のないはがゆい思いをする今日この頃である。
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