ネットを見ていたら、タランティーノさんが、
パーティーで若い女性を自宅にお持ち帰り。。
その模様が女性のメールにより流出。。
自宅の撮影ブースで撮った写真もおまけつきらしい。。
「そりゃねえだろう、お嬢さん。。」
放射能舞い散る日本にまでこんな情報が伝わるようでは、
ま、おそらく御本人も笑うしかないかないだろう。。
こうして、書いてる時点で、また広まってしまうわけで、、
芸能人の有名税ほど、高いものはないかもしれない。
6.7年前、、BRUTUSの取材でタランティーノさんを撮影させていただいた。
映画がらみの、ホテルの部屋での入れ替わり立ち代りの、時間割取材だった。
どうしてもストロボを当てたモノクロ写真にしたかったので、
前入りの取材チームのお邪魔をしないように、
編集の斉藤さんと「時間がたらんてぃーの、、、」などとつまらぬことを言いながら
静かにセッティングをした。
ハリウッドの俳優さん(もちろん彼は監督さんでもあるが)は、
時々びっくりするほど俳優オーラを身にまとわないでわれわれの前に姿を現すことがある。
どこか、一流のファッションモデルが
あがり(最終的な写真)からは想像もつかないような
すっとぼけた雰囲気でスタジオに登場するのに似ている。
このときのタランティーノさんも、かなり太っていらしたこともあるが、
まったくもって、イタリアあたりの裏道を歩いているおじさんの風体だった。
ほんとは、そのまま、、ありのまま、、を捕らえるのも写真だとは思うが、
映画のPRも兼ねてということもあり、顔を狙って撮影したら、、
ちゃんとハリウッドスターになってしまった・・・
こんな経験があるせいで、NYやロスやローマなどでは、
見た目にごまかされないように、目を皿のようにしてデニーロさんを探してしまうのである。
Hasselblad 100ミリ トライX