8.17.2011

立川 裕大

数年前に、雑誌BRUTUSの企画で
陶器の名産地・波佐見を立て続けに3度取材に行った。
現代にあっても、人里からはなれて隔絶されたような、
煙突の立ち並ぶ波佐見の町をとても気に入ってしまった。

そのスタッフの中にとても特徴のある顔立ちをされた、
不思議な魅力のあるデザインディレクターがいらっしゃった。
彼の名は立川 裕大さん。
現在もいくつかのプロジェクトを推進されている。
・文化と社会と経済を紡ぐコンサルと企画
http://tckw.jp/

・革新性を探求する伝統技術
http://ubushina.com/

・「売る」「買う」を通じた復興支援
http://www.fplusproject.org/

デザイン関係のプロジェクトを、ぐいぐい前に進める方であり、
勝手な言い方をさせていただくと、
デザインと伝統的手仕事と社会を繋ぐ坂本龍馬だと思っている。

何度もロケでご一緒して、打ち上げ等で酒を酌み交わすうちに、
とても親しくさせていただくようになり、
先日、波佐見の製造業者の方が上京されて飲んだ際に、
いつ見ても不思議な顔を、是非撮らせて欲しいとお願いした。

とある日曜日、立川さんは息子さんを連れて我が家に来てくれた。
ほんとは、体を地中に埋めて、顔だけ出してイースター島のモアイ像にしたかったのだが、
お子様の前でそんな仁義なきことをするわけにもいかず、
シンプルに撮影させて頂いた。

撮影を頼んだ飲み会の時にも、
皆さんがどうしても写真が見たいとおっしゃっていたので、世界デビューして頂く事にした。
ハッセルブラッドの情報HPに、ユーザーの写真を掲示するページがあり、
一人月一枚応募できるようになっている。

是非、モデルで世界デビューを果たした立川さんの雄姿をご覧頂きたい。


せっかくなのでヌードも一枚
Hasselblad H3DⅡ-39 ISO50 80mm
追伸
「立川さん、今度は埋めるぜよ」