9.19.2012

Black Writing Fluid 墨汁

先日、東京写真研究倶楽部に行ってみた。
会費は撮影する人は3000円、ひやかしは1000円。
あらかじめ提案された内容にそって、自分の用意したブツや、
ポートレート等を撮影する。
夏に行った「企救中」写真展にも高井さんには来て頂き、
APAでもお世話になっていることもあり、いい歳こいて参加させていただいた。
水物の撮影日ということで、高井さんにお許しを頂いて、
洗えば落ちるという墨汁を購入し、パソコンとカメラを持参した。

ヒヤヒヤしながら、後ろで見ている高井さんに、
4×8のアクリルを汚したら、買取だぞと釘を刺されながらも、
用意して頂いていた養生された立ち位置で、墨汁をぶちまけた。

何を隠そう、墨汁をぶちまけるのは、自宅の風呂場でも出来るし、
実際に何度も風呂場で水を使った撮影はしている。
なぜ、わざわざ、高井さんの顔色を伺いながら、出向いたかというと、
高井さんのスタジオの大型ストロボはブロンカラーだからである。
高速閃光の撮影において、大型ストロボを使うなら
選択肢はほとんどないといっても過言ではない。
思ったとおり、水の激しい動きもぴったし止まっている。
通常の大型ストロボも最小パワーで発光させれば
そこそこ止まるが、ここまでぴたりとは止まらない。

右手で墨汁を投げて、左手でレリーズを押すという状況で、
何も写ってなかったり、思うように形にならなかったりした。
墨の量が少ないのが、気になっていたが
なんとか、撮影することができた。

高速撮影は、なんとも面白い。

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