9.11.2011

911

震災から半年が経った。
そして、原発事故は日本の人々からほんとうに多くのものを奪い去った。

それぞれが、いろんな苦悩を抱え、
政治やマスコミにたいするはがゆい思いが国民の中に膨らみ続けるのとは裏腹に、
政治は肩書きを決めるのに夢中で何をしているかまったく見えてこない。
マスコミは依然として漏れ続ける放射能の恐怖を忘れてしまったかのようである。
まじで国がひっくり返るほどの緊急事態にもかかわらず、
いまだに専門チャンネルで現況をきっちり伝えるようなものが無いのは
いかがなものなのか?

じわじわと降り注ぐ放射能の健康被害も知らんぷりをするつもりなのか?
海外が日本からの輸入を制限しているのも、スルーするつもりなのか?
東京利権会社とも言える東電は会社の組織をも温存したまま、
微々たる賠償金でお茶を濁して、ほんとに電気料金を値上げしてすっとぼけるつもりなのか?

まじで、ドイツだったら国会議事堂と東電本社が燃えるところだ。


来る9月19日、東京の明治公園で
政府に脱原発を迫る集会とパレードが行われるようである。

こんな国家の緊急事態に国民一人一人が選挙以外で、
どう意思表明をしていいのかわからないこと自体もとても悔しいが、
ますは、この集会に参加してみようと思う。

SNSでキーボードを叩いてるだけでは、どうやら何も変わりそうにない。
日本という国の民が、今この時に何が出来たかは、
おそらく歴史の中で、いい意味でも、悪い意味でもとても重要なことになると思う。

敬老の日である。
もちろん日銭を稼ぐのも大事だが、「いざ、鎌倉」な気持ちを思い出し
先人達の「一揆」というものに思いをはせながら、
何か行動をするべき時だと思っている。

集うべし!!
そして、ネットや口コミや持てる手段をフルに使って思いを共有し、
日本の未来を少しでもいいものにしていくきっかけになればと思う。

富士山の見える湖で嬉しそうに船を操る父と母